低出生体重児とは、2500g未満で生まれた赤ちゃんのことをさします。
低出生胎児として生まれたとしても、在胎37~42週か、これに近い週数で生まれていれば、臓器は成熟しているので、早期産ほど特別な手当ては必要ありません。
しかし、早期産の低出生体重児は、体が小さく臓器も未発達の場合が多くなります。救命の措置や、予想される病気の数も大きく違ってきます。
なお、1500g未満の新生児を極低出生体重児といいます。さらに1000g未満の新生児を超低出生体重児といい、小さいほど出生後の管理が重要になります。
未熟児という言い方もされたことがありますが、一般には低出生体重児、早期産児のどちらかであれば未熟児とされます。
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