新生児結膜炎(しんせいじけつまくえん)

2010年04月15日 03:20

新生児結膜炎とは、生後間もない赤ちゃんが発症する結膜炎です。細菌やウイルスに感染して、結膜に炎症が起こり、目が充血したり、多くの目やにがでたりします。

新生児結膜炎になる原因としては、分娩時に産道で感染するものといわれます。

新生児は、まぶたを開けるのが難しいくらい目がむくんでいます。そのため、たまにしか目を開かないので、細菌が繁殖しやすい状態でいます。

また、退院してから新生児結膜炎を発症することもあります。病院と違って自宅には様々な雑菌がいます。そのような雑菌のため結膜炎になるのです。

目のふちに少し出るくらいの目やには、清浄綿でふいて清潔にしてあげましょう。

目が開かないくらいに、目やにがでているときには、小児科で診察を受けましょう。感染した細菌にあわせた抗生物質を点眼します。


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