頭血腫(とうけつしゅ)

2010年03月23日 00:57

頭血腫とは、赤ちゃんが産道を通る時に外力を受けて、頭蓋骨の骨膜の剥離したり、血管が破れたりしてできる血腫(血のかたまり)のことです。

生まれてから数日間、頭骨の片側もしくは両側腫れ上がってきます。しかし、脳への影響はありません。

吸引分娩やかんし分娩の場合に多く生じます。また、普通分娩でもおこります。

2~3ヶ月で自然に治りますので、特に治療は必要としません。溜まった血は体に吸収されます。このときに黄だんが強くなることがあります。


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